ゴーヤーやバナバの植物インスリン~コロソリン酸は血糖値を下げる
ヒトの体内でインスリンと同様の働きをする植物由来成分コロソリン酸。その驚くべきパワーについて解き明かします。
バナバは東南アジアでは薬
バナバは和名オオバナサルスベリ。
高さは7~20メートルにも及ぶ結構大きな木です。
東南アジア(特にフィリピン)では、パワーある植物として重宝され、今でも葉をせんじてできるバナバ茶が薬湯として扱われています。
主な有効成分はコロソリン酸
バナバ茶は、糖尿病、発熱などに効果があるものとして用いられてきました。
近年研究が進んだ結果、バナバに含まれるコロソリン酸に、糖尿病患者の血糖値を低下させる作用があることが解明されました。
このようなコロソリン酸の働きはインスリンに酷似していて、経口摂取でも有効です。ですので、コロソリン酸は植物インシュリンとも呼ばれています。
バナバ茶では効率悪い
ただ、コロソリン酸は脂溶性のため、バナバを湯で煎じ詰めて作ったバナバ茶には、ごく少量しか溶け出しません。
ですので、コロソリン酸摂取目的なら、バナバ茶はあまり有効ではありません。
油脂に溶かし込んだものが最適
バナバの葉から、コロソリン酸をアルコールを用いて抽出し、DHAなどの油性成分に溶かし込んだ食品こそ、コロソリン酸の摂取には最適です。
